#1 ポーランド映画から「家族」について考える夜

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7月30日(月)、記念すべき「ポーランド映画から家族について考える夜」キックオフがありました!

 


#今回の映画


今回観たのは「Serce, Serduszko」という映画。
Serceはポーランド語で「心、心臓」の意味。愛する人を呼ぶ時に使われます。

 

主人公の11歳の女の子「Maszeńka」はバレエとお絵かきが大好き。
父親がアルコール依存症であるために児童相談所に預けられています。
Maszeńkaは、新しくそこに勤め始める全身タトゥーのデスメタル好き「Kordula」と、
ひょんなことからバレエ学校の試験を受けるために、二人は旅に出ます。
旅の途中、二人は様々なかたちの「家族」に触れて...
よければ続きは英語字幕でお楽しみください><

 

#参加者からの感想

 

「感動...」
「親の愛を受けないと人を愛することが難しくなるというけど、MaszeńkaもKordulaも愛し合っている」
「『Bieszczady』というポーランドの荒廃した町の雰囲気がいい...」


と、感想は様々。
価値観・感じ方の違う人が集まっているのは面白いぞ...

 

 

#家族ってなんだろう?

映画の後には参加者全体で「家族」をテーマにディスカッションをしました。

センシティヴな話題だけど、オープンに話し合ってみることに心を開いてくださったみなさん、ありがとうございます><

  

■「家族」って聞いて、何を思い浮かべる?

 
一番近くにいるママとパパ。

親戚もかな、うちはいとこもたくさんいるし。

友達のことを家族だと思う瞬間もあるな。

留学先のルームメイトに、家族って呼ばれたな。

 

■ Maszeńkaに対してKordulaの中には間違いなく母性があった...
 

血のつながりを日本では大事にしているよね?
でも、家族が共有しているのは血だけじゃないはず。

時間とか?

それに伴って価値観とか?
私は留学先のルームメイトとシャンプーを共有してた(笑)

 

■ みんなはどんな風に「家族」を定義したい?

 

「長く続くもの」かな。一緒にいて安心感があって、安定しているもの。


でも、それを契約として認められないと...っていう社会の圧力があるよね?


紙切れ一枚なのに?


されど紙切れ、だと思うけど...

 

でもきっと、「父・母・子」を超えた何かでも、いいんだよね?

 

 

#最後に

 

短い時間にいろんな話を共有してもらいました。
いろんな角度から、「家族」について捉えて見る。
あくまで自分は「家族」に何を求めるのか、考える。
そんな時間があってもいいですよね。

 

 

次回はどんな映画を見ようかな?

イベント情報は

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